イルミ(スモール)電源を取る3つの方法と簡単な電源の探し方【初心者向け】

イルミ電源
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車からイルミ電源がとれる場所

今回は車からイルミ電源が取れる場所が知りたいんだけど。どこから取れるの?

スモールランプ・オーディオ裏・ヒューズボックス主に3つの箇所からだね。

スモールランプ

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1つ目はエンジンルームにあるスモールランプの配線からとる事です。

スモールランプはヘッドランプの前に点灯させる
ランプで、暗くなった場合に便利な物です。

ポジションランプともいわれるものですね。

今回はポジションランプについては触れないので、気になる方は以下ポジションランプ(車幅灯)とは何か?実際に点灯させる意味や仕組みとは? ≫を参考にしてみましょう。

ポジション(スモール)ランプを点灯させる意味や必要性【初心者必見】
この記事では、車のポジション(スモール)ランプについてまとめています。どんなバルブなのか?点灯させる意味や必要性は?詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

スモールの配線にはプラスとマイナス2本の線がつながっているので、プラス側から電源を取る事でイルミ電源がとれます。

基本的には配線の色が赤/黄色
なっていることが多いですが…

車種によっては違う場合もあるので、
その時に応じて調べるといいでしょう。

オーディオ裏

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2つ目はオーディオ裏からとる事です。

オーディオ裏には電源が主に

・常時電源
・ACC電源
・イルミ電源

3つの電源が流れています。

ほとんどの電源が集中している事から、DIY(自分)で電装品を取り付ける方なら誰もが使う定番の位置ですね!

純正配線の場合は識別不明ですが、社外のオーディオがついている場合は配線の色で確認することができます。

※他の電源について知りたい場合は、種類ごとに使える車の電装品と4つの電源(常時・ACC・イルミ・IG電源)まとめ!でまとめているので参考にしてみましょう。
種類ごとに使える車の電源(常時・ACC・イルミ・IG電源)と電装品
電装品のカスタムをするにあたって必要不可欠な車の電源。その電源にはいくつか種類(常時・ACC・イルミ・IG電源)があり、条件を満たさないと電気が流れないものもあります。そのため、まずは基本となる電源について知っておく必要があります。

ヒューズボックス

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3つ目はヒューズボックスからとる事です。

ヒューズボックスのヒューズにも同じようにそれぞれ電源がきているので、決まった位置から電源を取る事ができます。

慣れてくれば

・黄色20A(常時電源)
・赤10(ACC電源)
・青15A(イルミ電源)

というように分かってきますが…

慣れていないうちは検電テスターを使用して
一回一回確認する事をおすすめします。

その後に電源を取る場合は、別売りのヒューズ電源と組み合わせる事で簡単に電源を取ることができます。

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この方法は差し替えるだけなので、
初心者の方でも簡単に電源をとれます。

電源を取るのが苦手な方にはヒューズ電源がおすすめです。

イルミ(スモール)電源の探し方

続いて電源の探し方について見ていきましょう!

と言っても難しく考える必要はありません。

基本的には検電テスターと呼ばれる道具を
使用する事で電源を探す事ができます。

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では検電テスターを使い、

 

・配線から電源を探す方法
・ヒューズボックスから探す方法

2つの方法をそれぞれ見ていきましょう。

ナビ裏から電源を探す方法

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配線から電源を探す場合、スモールをONにしたままでギボシの金属部分。

もしくは被膜を剥いた銅線に検電テスターを押し当て電源を確認します。

スモールON状態でテスターをあてた際に、テスターに内蔵されているLEDが点灯します。

ちなみに目視でイルミ電源を確認できる方法ってないの?

あるにはあるけど、社外のオーディオがついている場合に限るね。

どんな方法?

配線自体にイルミの表記がしてあるんだ。

オーディオを取り外した際にローマ字で電源の表記がされているので、目的の配線に合わせてつなぐだけです!

ヒューズボックスから探す方法

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ヒューズボックスから電源を探す場合は、金属部分に押し当てる事で電源を確認できます。

ちなみにヒューズのアンペア数(数字の表記)は大きさで決まっていて、

10A=ACC電源
15A=イルミ電源
20A=常時電源

大きく分けるとこの3つになります!

イルミ電源の場合、15Aのヒューズが
当てはまります。

イルミスイッチをONにした状態で、テスターを
押し当てLEDが点灯すればイルミ電源となります。

実際のやり方については、【簡単1分】エーモンヒューズ電源を使ってボックスから電源を取る方法でまとめているので参考にしてみましょう。

【簡単1分】エーモンヒューズ電源を使ってボックスから電源を取る方法
この記事では、ヒューズ電源を使う上で知っておきたい。電源を取り出すまでの手順について解説しています。 正しい手順を事前に理解しておけば、実際に作業が必要になった時に読んだその日からでも電源の取り出しができるようになります! また、記事の後半では10A以外にも使えるヒューズ電源の種類も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

私がおすすめするイルミ電源が取れるパーツ

合わせてイルミ電源が取れるパーツについて。

電源の取り方がわかっても、結局は別で補助パーツが必要となります。

そのため、事前になにがおすすめなのかを知って
おくことですぐに作業に取り掛かれます。

これから先自分でやる場合に役立つので、
参考として覚えてみましょう。

ギボシ端子+接続コネクターの組み合わせ

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1つ目はギボシ端子+接続コネクターの組み合わせです。

基本的に車の配線には様々な太さの配線が使われており、配線に合わせて使い分ける事で安全に走行が可能となっています。

したがって、太さが違う物同士の配線をつなげることはできません。

というのも、本来配線と言うのはサイズによって流れる電気の量が決まっています。

たとえば0.2スケアなら〇〇以下まで。
0.5スケアなら〇〇以下までというように。

実際に0.2スケアと0.5スケアの配線コードを
見比べればわかりやすいでしょう。

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場所は赤で囲った部分ですね。

・0.2スケアDC12Vは30w以下
・0.5スケアDC12Vは60w以下

確認するとわかる通り、w数に違いがあります。

つまり、30や60wまでは耐えられるってこと?

そうだね、数値を越えなければ耐えられるけど、そうでなければ耐えられませんよって意味だね。

数値の通りなら、0.2スケアは30wまで
耐えられる。0.5スケアは60wまで。

2つを組み合わせた場合、当然数値の少ない方は数値を超えて耐えられなくなります。

耐えられ無くなるとどうなるの?

配線が燃える結果になるね。

数値を超える=外側に電流が流れようとして被膜を破ろうとするので、耐えられずに配線が燃えるという訳です。

ですが、LED(電装品)のほとんどは細線。電源側には太線が使われていることが多い訳で…

そのままではつなぐ事ができません。

そこでギボシ端子接続コネクター3328の組み合わせの出番です。

・ギボシ端子は0.5sq~2sq
・接続コネクターは0.2sq~0.5sq

なので、2つを組み合わせる事で安全に細線⇒太線に変換する事ができます。

実際の使い方については、【車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換してLEDを点灯させる方法と手順】を参考にしてみましょう。

車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換してLEDを点灯させる方法と手順
この記事は、車の配線を0.2⇒0.5Sqに変換させるやり方がわからない人向けに、正しいつなぎ方とLEDを点灯させるまでの手順について解説しています。作業後の確認事項も同時に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

複数分岐するならプラスマイナス分岐ターミナル

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逆に複数分岐するならプラスマイナス分岐ターミナル(2831)が最適です。

プラスマイナス分岐ターミナル(2831)は名前の通り分岐ができるもので、

・プラス電源を4つ
・マイナス電源を4つ

それぞれ取る事ができます。

たとえばLEDを4つ取り付けたいなと思った時。

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①の本体側でプラスとマイナスの電源をそれぞれ取ると…

②の電装品側につなぐだけで分散された電気が取れるという訳です!

どちらも使い方次第で便利なパーツなので、うまく活用してみましょう。

イルミ(スモール)電源を取る方法を理解してカスタムに役立てよう

イルミ(スモール)電源を取る3つの方法と
簡単な電源の探し方について完全解説しました!

今回の記事の内容をまとめると以下のとおりです。

イルミ(スモール)電源がとれる場所は3つ
・スモールランプ
・オーディオ裏
・ヒューズボックス
イルミ電源の探し方
・配線から電源を探す方法
・ヒューズボックスから探す方法
イルミ電源が取れるおすすめの方法!
・エレクトロタップ
・接続コネクター
・ヒューズ電源

イルミ電源=取る箇所がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。

しかし、今回のように正しい方法を身に着ける事で、今後のカスタムに役立つ知識が身につきます。

方法さえわかれば初心者でも簡単なので、知っておいて損はない内容と言えます。

次は実際に電源を取る方法も見てみよう。

【実例あり】イルミ電源をオーディオ裏から取る方法と電装品の光らせ方 ≫

【実践編】車からイルミ(スモール)電源を取る3つの簡単なやり方
この記事では、イルミ電源を取る上で知っておきたい。3つのパターンの取り方を解説しています。
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