キーフリー警告灯が消えない3つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説!

警告灯
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キーフリー警告灯は鍵のマークがついた警告灯。一昔前の車にはあまり見かける事はありませんが、2000年代から普及し始めた警告灯です。

本来であれば鍵に反応してエンジン始動後に消える仕組みですが、何度試しても警告灯が消えない。

こんな時、何をすれば消えないトラブルを解決できるのでしょうか?

この記事では関係する3つの原因や対処方法・防ぐ対策をまとめてみました。

この記事でわかる事
✅キーフリー警告灯が消えない原因と対処方法
✅警告灯が消えないトラブルを防ぐ対策
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キーフリー警告灯は異常がなければ消える仕組み

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キーフリー警告灯は鍵(キー)に反応してACC~エンジン始動時に点灯。エンジン始動後に数秒して消灯する仕組み。

正常ならトラブルがなければ消える警告灯ですが、関連するトラブルが起きるとエンジン始動後も消えなくなります。

というのもキーフリー警告灯は

・キーの電池残量が少ない事を知らせる
・鍵が車内にないことを知らせる

こういった目的があるので、異常と判断されれば警告灯は消えなくなります

キーフリー警告灯が消えない原因と対処方法

ここからはキーフリー警告灯が消えない
原因と対処法についてお伝えします。

キーフリー警告灯が消えない…

こんな場合に原因となるのが

・電池切れ
・キー(鍵)の故障
・車両側の異常

電池切れ

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原因の1つ目は電池切れ。

電池が切れる事で仮に車内にキーがあっても反応しなくなります

そもそもの話、車のスマートキーは鍵の代わりに内部にあるボタン電池で反応してエンジン始動や通信状況などの際に役立てています。

ですが、電池が切れるとキーフリー警告灯側が
うまく
感知できずに異常と判断します

その結果として原因となるのが電池切れという訳です。

もし電池切れが原因で消えない場合には、新しい電池に取り換える事で対処ができます。

電池交換のやり方がわからない方は【作業は1〜2分”自宅や外出中に出来るスマートキー交換の簡単なやり方”】で流れをまとめているので参考にしてみてください。

作業は1〜2分”自宅や外出中に出来るスマートキー交換の簡単なやり方”
スマートキーには中に電池があり、交換をしないと消耗により使えなくなります。スマートキーが使えなくなる=エンジンがかからない原因にもなるので早めの交換が必要となります。今回はそんな方向けに1~2分程度で出来る交換の流れを解説します。

キー(鍵)の故障

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原因の2つ目はキー(鍵)の故障

キーが故障する事で、車がスマートキーを正しく認識できていない。もしくはシステム自体に異常があると判断されます。

電池切れ同様に通信を車両側にうまく伝える事が
出来ない⇒キーフリー警告灯が消えない結果に。

キーが故障が原因の場合は、キー内部の修理や新しいものに変える事で対処できます

自分で出来ない場合は、ディーラーやカー用品店・修理工場などで相談するのがおすすめ。

車両側の異常

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原因の3つ目は車両側の異常。

主に

・電波干渉
・システム本体の故障

まず電波干渉。これは強い電波源によって
スマートキー側の電気が妨害されることで起こります

※特に高圧線やWi-Fiルーターなどが近くにある場合は起きやすいので注意

また、システム本体の故障(受信アンテナや制御ユニット)の異常でも起きやすくなります。

もし車両側の異常が原因の場合は、原因に合わせて対処すると解決できます。

たとえば電波干渉が原因だった場合。

高圧線やWi-Fiルーターなどの強い電波に影響されて妨害されるので、一度電波源から離れて反応を見てみましょう。

システム本体の故障なら受信アンテナや制御ユニットを修理する事で対処。

まとめると

電池切れ電池が切れる事で仮に車内にキーがあっても反応しなくなる。電池を変えると対処できる。
キー(鍵)の故障車がスマートキーを正しく認識できていない。もしくはシステム自体に異常があると判断される。キー内部の修理や新しいものに変える事で対処できる。
車両側の異常電波干渉やシステム本体の故障が原因。電波干渉は強い電波に影響されて妨害されるので、一度電波源から離れて反応を見る。システム本体の故障なら受信アンテナや制御ユニットを修理する事で対処。

警告灯が消えないトラブルを防ぐ為にできること

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急にキーフリー警告灯が消えなくなるのも面倒だし、どうにか防ぐ事は出来ないものか。

こんな方向けに以下では防ぐ対策をまとめてみました。

電池交換を早めにする

まず電池交換を早めにすること。

1~2年程度が電池交換の目安

もちろん使用状況によっては早まる場合も
あるので、状況に合わせて交換するのが最適。

交換後はリセットも忘れずに

また、交換後はリセットも忘れずに。

キーフリー警告灯は前回の電池残量表示に反映されるのでリセットをしないと警告灯が消えない場合があります

そんな時は施錠と解錠を複数回繰り返すと、
車両側でリセットされて交換後のキーが設定されます。

※詳しくは【電池交換後に実践したい″【キーフリー警告灯】を消すまでの簡単な流れ″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

車に合った原因を特定して早めの対処を心がけよう

以上、キーフリー警告灯が消えない原因と解決策をお伝えしました。

よくある原因として考えられるのが電池切れ。

本来の目的がキーの電池残量が少ない事を知らせるので、電池を新しく変えることで対処ができます。

ただし、これはあくまで一つの原因。

キー(鍵)の故障車がスマートキーを正しく認識できていない。もしくはシステム自体に異常があると判断される。キー内部の修理や新しいものに変える事で対処できる。
車両側の異常電波干渉やシステム本体の故障が原因。電波干渉は強い電波に影響されて妨害されるので、一度電波源から離れて反応を見る。システム本体の故障なら受信アンテナや制御ユニットを修理する事で対処。

キー(鍵)の故障や車両側の異常も考えられるので、解決するためには電池切れ以外も視野に入れておくと今後のトラブル解決に役立ちます。

また、【キーフリー警告灯が点滅する2つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説!】では点滅した際の問題解決もまとめているので参考にしてみてください。

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