ウインカー交換(フロント編)
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はヴィッツ(NPC130)を元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
レバーを引いてボンネットを開ける
まずそのままでは交換ができないので、先に赤丸のレバーを引いてボンネットを開ける事から始めましょう。
ボンネットを開けるレバーは、赤丸のように
ダッシューボード又は足元にある事が多いです。
ウインカーの位置を探す
ボンネットを開けたらウインカーの位置を探します。
ヴィッツの場合は矢印の位置。
外す箇所は赤〇部分。
もしわからない場合は、ウインカーを
点灯するとすぐにわかります。
バルブを外す
位置を確認出来たらバルブを外していきましょう。
バルブを外す場合は、反時計回りに回すだけです。
反時計回りに回すことでソケットが外れます。
ソケットからバルブを外す場合は手前に引き抜くだけです。
交換用のバルブと取り換える
バルブを引き抜く事が出来たら、交換用の物と取り換えます。
今回は純正⇒ハロゲンバルブに交換となります。
形状はT20タイプ。車種によってはS25も
あるので交換する時は注意しましょう。
どう違うの?
違いは差込口の形状で見分けることができるよ。
S25バルブはUの字になっているのが特徴。取り付ける場合は一度奥まで差し込み、時計周りに回す。
T20バルブはコの字になっているのが特徴。取り付ける場合は差し込むだけ。
見た目がそもそも違うので見分け方は簡単です。
ちなみに、今回はハロゲン⇒ハロゲンなので、純正交換用のバルブを使います。
逆の手順で組み付けて装着
差込まで出来たら後は逆の手順で組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。
なおT20バルブのはめ込み方については、以下を参考にしてみてください。
点灯確認
一連の流れが終わったらあとは点灯確認です。
確認方法はウインカーレバーでもいいですが、
簡単なのはハザードスイッチを押すことです。
ウインカーの右と左両方一緒に見れます。
問題なく点灯できればフロント側の作業はこれで終了となります。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
ウインカー(リア)の交換の方法
フロントが終わったら次はリア側の交換です。
リアウインカーの位置を確認
リアのウインカーの確認です。
ボディ側とトランク側の2か所ありますが、ヴィッツ(NPC130)の場合は矢印の位置です。
内張りのカバーを外す
位置がわかったらトランクを開けましょう。
車種によっては、テールレンズを取り外す必要があるのでラチェットハンドルが必要になりますが、ヴィッツの場合は外す必要はありません。
トランクを開けた際に、横にあるカバーを
外すとリアのウインカーが見えます。
バルブを外す
バルブを外す場合は、反時計回りに回すだけです。
反時計回りに回すことでソケットが外れます。
ソケットからバルブを外す場合は手前に引き抜くだけです。
交換用のバルブと取り換える
バルブを引き抜く事が出来たら、交換用の物と取り換えます。
今回は純正⇒ハロゲンバルブに交換となります。
形状はT20タイプ。車種によってはS25も
あるので交換する時は注意しましょう。
後の説明内容はフロントの時と同じなので省略します。
逆の手順で組み付けて装着
差込まで出来たら後は逆の手順で組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。
点灯確認
一連の流れが終わったらあとは点灯確認です。
確認方法はフロント同様ウインカーレバーでもいいですが、簡単なのはハザードスイッチを押すことです。
ウインカーの右と左両方一緒に見れます。
問題なく点灯できればフロント側の作業はこれで終了となります。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
前後で合わせれば
10分程度。慣れていない場合は20分程度で終わります。
合わせて知っておきたい!バルブ交換をする上でやってはいけないこと
ここからはバルブ交換をする上でやって
はいけないことについてです。
内容としては
・爆光過ぎる物はダメ
バルブの色を好きな色にするのはダメ
まずバルブの色を好きな色に
するのはいけません。
ウインカーは淡黄色(オレンジ)と決まりがあります。
そのため、下手にバルブの色を変える
ことはおすすめしません。
もし適さない色にした場合は違反となります。
ウインカーの色が元で起こる違反については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
爆光過ぎるバルブはダメ
もうひとつは爆光過ぎるバルブはダメという事。
ウインカー本来の目的は右左折時に点灯させる事。つまり視認させることが目的なので、逆に限度を超えて眩しいと思わせるバルブはダメと言えます。
もしそのまま放置すれば違反になる危険性もあります。
爆光に関する違反問題については以下記事を参考にしてみてください。
一見すると大したことがなさそうでも、違反に該当してしまうので交換時には注意しましょう。
記事のまとめ
以上、ウインカーの交換方法から取り付けまでの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ウインカーの位置を探す
バルブを外す
交換用のバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
点灯確認
内張りのカバーを外す
バルブを外す
交換用のバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
点灯確認
爆光過ぎるバルブはダメ
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば
10分程度で交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。
LEDに交換したい場合について
交換に関して今回はハロゲン球の
交換でしたが…
・ハロゲンからLEDに交換したい
・どんなLEDバルブがあるのかわからない
・安全なバルブが知りたい
そんな方は以下のポイントを参考に選んでみましょう。
まず車検に適合する物を選ぶことが重要です。
ウインカーと言えど車検項目に含まれるので、
どれでもいいという訳ではありません。
赤や青など。他の灯火と被りやすい物は基本NGです。
最低限オレンジ系の色である事。昼間に100mの距離から確認できるものが目安となります。
また、ウインカーの場合に気を付けないと
いけないのがLED化した場合のハイフラです。
ハイフラ=高速点滅。
コンピューター内で誤認識する事で、
片方のウインカーは点灯しなくなります。
ちなみにどのウインカーがいいとかあるの?
実際に使った中でよかったのはfclの抵抗内蔵LEDウインカー だね。
車検基準をクリアしているのはもちろんですが、そのまま取り付けてもハイフラにならないのがいいですね!
半来ならLED化=ハイフラで高速点滅を直す
のに見合った対策をする必要があります。
ですが、fclの抵抗内蔵LEDウインカーなら
形状が合えば追加の対策が必要ありません。