今回ご紹介するのは燃費が悪化しやすい
エアコンの使い方についてです。
エアコンと言えば
・冬の寒さを軽減させるために温風を
というように季節に応じて使い
分けることが出来ます。
温度調整ができることからとっても
便利なものですが…
実は間違った使い方で燃費の悪化に
繋がることをご存知ですか?
普段何気ない行動から知らない
ことまで悪化には様々あります。
ただし、ここで言えるのはあくまで
間違った行動で悪化する話なので…
逆に正しい行動を心がければ燃費向上
にも役立てることが出来ます。
この記事では、『燃費を悪化させたくない。』こんな方向けに詳しくお伝えしていきます。
エアコンが元で燃費が悪化する原因
エアコンが元で燃費が悪化する原因には
以下4つのことが当てはまります。
・エアコンフィルターが汚れている
・風量を上げすぎる
・A/CボタンをONにしている
エアコンの多用
1つ目はエアコンの多用です。
特に夏場の暑い季節にやりがちですが…
乗るたびにエアコン(冷房)をつけて運転をする。
エアコン(冷房)を使う事自体は熱中症対策に
もなるのでダメと言う訳ではありませんが…
エアコンを使うとエンジンが余計に働き、ガソリンを余計に消費することになるので燃費悪化に繋がります。
エアコンフィルターが汚れている
2つ目はエアコンフィルターが汚れている事。
エアコンフィルターで燃費に影響する理由としては、フィルターに汚れがたまる事で空気の循環が悪くなりコンプレッサーが余計な動力を増やす為。
本来であれば少ない動力で済みますが…
フィルターが汚れると風の通り道を
ふさぐので風通しが悪くなる。
風通しが悪くなると早く冷やそうとコンプレッサーがいつも以上に動力を伝える事になります。
その結果として起こるのが燃費の悪化です。
フィルターが汚れたくらいでと思うかもしれませんが…
コンプレッサーにも影響を与えるので、できる限りフィルターは汚れる前に交換しておくのがおすすめです。
風量を上げすぎる
3つ目は風量を上げすぎる事。
エアコンは基本的に温度を上げる/下げる。もしくは
風量調整によって車内を快適な温度に保っていますが…
そのうちの風量を上げる事を実行すると燃費の悪化につながります。
温度の方は問題ないの?
実は家庭用エアコンと違って、温度設定を上げすぎたり。下げすぎてもそこまで変化はないんだよね。むしろ悪化しやすいのは風量を上げすぎる事。
風量を上げすぎればその分で負荷がかかるので
結果として燃費悪化につながると言う訳です。
A/CボタンをONにしている
4つ目はA/CボタンをONにしている事。
A/Cボタンと言うのはエアーコンディショニングシステムの略で、稼働させる事でコンプレッサーが作動⇒冷房・除湿機能が働きます。
・冬場には除湿機能
特に夏場には冷房を多用する事が多いので常に
A/CボタンをONにしている方も少なくないでしょう。
そうなると当然コンプレッサーが常に作動する事になるので、負荷がかかり燃費悪化へとつながります。
燃費の悪化を抑える為にできること
ここからは燃費の悪化を
抑える為にできることについて。
・風量調整は控えめに
・外気導入や内気循環を使い分ける
・A/Cボタンは必要な時だけ
エアコン(冷房)の使用はできるだけ控える
1つ目はエアコン(冷房)の使用はできるだけ控えることです。
悪化する原因でも言ったように、エアコン(冷房)の多用はコンプレッサーを常に動かす事になるのでその分で負荷がかかります。
そうなると当然燃費は悪化していくので…
悪化を防ぐにはエアコン(冷房)の使用はできる
だけ控える事で少なからず対策になります。
おすすめとしては、エアコンの代わりに窓を開けて車内を冷やす方法が最適です。
風量調整は控えめに
2つ目は風量調整は控えめにする事。
風量を上げすぎる事で燃費悪化につながるので、逆に向上させたい場合は控えめにすることで対策ができます。
どうしても風量が足らない。こんな方は【車用の扇風機】と組み合わせて使うと、少ない風量で扇風機の風により効率よく冷やすことができます。
外気導入や内気循環を使い分ける
3つ目は外気導入や内気循環を使い分けること。
蒸し暑い車内を涼しくするのにMAXで冷房を入れたい気持ちはわかりますが、それをやると燃費が悪化する原因となるので…
まず初めにやることは窓を
全開にすること。
全開にしたあとはエアコンを外気導入に設定して、空気の入れ替えをしながら走行しましょう。
こうする事で効率よく車内の熱を
逃がすことが出来ます。
熱を逃がすことが出来たら
②外気導入⇒内気循環に切替える
この流れで普段よりも車内を
冷やしやすくなります。
結果として燃費の悪化を防ぐ結果となります。
A/Cボタンは必要な時だけ使う
4つ目はA/Cボタンは必要な時だけ使うこと。
夏場はエアコン(冷房)の使用上、コンプ
レッサーを使わざるを得ませんが…
冬場のヒーター(暖房)では、コンプレッサーを使用しなくてもエンジンの熱を使って温めているためA/Cボタンをつける必要はありません。
もし仮につけるとすれば冬場の
窓が曇った時くらい。
曇った時だけA/Cボタンをつける
ようにすると悪化を抑えられます。
まとめると
・設定風量は控えめに
・外気導入や内気循環を使い分ける
・A/Cボタンは必要な時だけ
この4つを心がける事で燃費の
向上に役立ちます。
正しい行動を理解して燃費向上に役立てよう
以上、エアコンの燃費悪化に関係する
原因についてお伝えしました。
記事でもわかる通り
・エアコンフィルターが汚れている
・風量を上げすぎる
・A/CボタンをONにしている
いずれかを実行することで
燃費悪化に繋がります。
エアコン(冷房)の多様をする事でガソリンを
余計に消費して燃費悪化に繋がる。
エアコンフィルターが汚れている事で、循環が悪くなりより冷やすためにコンプレッサーの動力が余計に増えるため悪化に繋がる。
風量を上げすぎる事で負荷が
かかり燃費悪化に繋がる。
A/CボタンをONにするとコンプレッサーがエンジンを動力源として稼働するため燃費悪化に繋がります。
逆に燃費向上に役立てたい場合は
・設定風量は控えめに
・外気導入や内気循環を使い分ける
・A/Cボタンは必要な時だけ
普段何気なくやっていることから
知らない事まで様々あるので…
もしこれから先、燃費向上に役立てたい
場合は参考にしてみて下さい。