初心者から学ぶ”マイナス・ボディアースの違いと不良なく電源が取れる場所”

マイナス・ボディアース
この記事は約5分で読めます。

・マイナスってよくわからないんだけど。
・どんな電源なの?
・必要性って何。

このような悩みはありませんか。

実は過去の私も同じように悩んだ経験があります。

名前は聞いたことがあったものの、『どういった仕組みで電気が流れるのか。必要性ってあるのかな。』などわからない事ばかりでした。

ですが、実際に調べていく中でどういった電源なのか基本から学ぶ事が出来ました。

この記事では『マイナスやボディアースがよくわからない』そんな方向けに詳しく解説していきます。

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車のマイナス・ボディアースとは?

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まず初めに、マイナス(ボディーアース)とは何か?についてご紹介します。

ボディーアースとは、車体に接続するマイナス線の事です。

つまりマイナスとボディアースは呼び方が違うだけでどちらも同じと言う事です。

通常、電気にはプラスとマイナスがあります。

電装品などの部品はこのプラスとマイナスの
2つが合わさる事で初めて作動します。

なので、ACC電源にしろイルミ電源にしろ
必ずマイナスの電気も一緒に取る必要があります。

たとえるなら、乾電池がわかりやすいかな。

乾電池?

そう。昔、理科の実験で乾電池に豆電球をつないで点灯させる実験ってやったことないかな?

以下のものですね。↓

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記憶にあるような無いような…

豆電球にもプラスとマイナスがあります。

プラスだけでは点灯せず、逆にマイナス
だけでも点灯しない。

プラス・マイナス2つが繋がって初めて
点灯するのです。

簡単に言えば、プラスとマイナスが繋がることで接点が切り替わる。切り替えスイッチのようなもの
思えばわかりやすいでしょう。

これが懐中電灯でいえば、正しい向きに
合わせる事で点灯しますよね?

逆に間違った向きに入れてしまうと点灯する事がありません。

構造でわかると思いますが、どちらか片方では意味を成しません。プラス・マイナス両方を繋げる事で初めて点灯します。

車体にボディアースをする必要性は?

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続いて気になるのがボディアースの必要性でしょう。

何故ボディにマイナスを接続する必要があるのか?それは、バッテリーのマイナスがボディに直接接続されている事が関係しています!

たとえば、もし『マイナスを追加しよう』となった場合にマイナスがバッテリー側だけだったとしましょう。

この場合、電装品1つにつきマイナスが必要になりますよね?

しかも車内に必要なら延長する必要もあります。

マイナスが1つならいいですが、
その都度追加で増やす事になった場合…

マイナスが足りなくなるのは確実ですよね?

では逆に、画像のようにボディに
アースした場合を見てみましょう。

ボディにアースすると、マイナスの電気が
金属部分全体に流れる事になります!

例えるならプラスの電気と同じに考えれば
わかりやすいと思います。

プラス電源を取る場合、配線と接続するとお互いが繋がりあって電気が配線側へ流れるよね?

うんうん。

マイナスも考え方は同じで、お互いが繋がりあって電気が配線側へ流れるって思えばわかりやすいと思うよ。

バッテリーのマイナスがボディに接触すると、
車体全体にマイナスの電気がいきわたります。

すると室内にもマイナスがいきわたるので、ボディに接続すればバッテリーのマイナスに接続した事と同じになります。

その結果、電装品の追加でマイナスが必要に
なった時にボディからアースが取れるわけです!

ただし、ボディ=すべてがアースにはならないため注意が必要!

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ただし、ここで注意していただきたいのがボディ=どこでもいいではない事。

え…ダメなの?

たまに見かけるけど、プラスチックや樹脂部分は電気を通さないからアースは取れないんだよね。

そのことが原因で、電装部品を
取り付けたのに点灯しない。

もしかして壊れてる?』と
勘違いする方が意外と多いです。

そもそもアースに落ちきってないので
電装品が反応しないのは当たり前です…

じゃあどこにアースするのが正解なの?

それについては次で詳しく紹介するね。

ボディアースを接触不良なくとる正しい場所!

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それでは最後に、ボディアースを取る
正しい場所を説明して締めたいと思います。

ボディーアースが取れるのは
むき出しの部分。

つまりは金属の鉄板になっているところです。

画像でいえば

・ドア付近の赤〇部分。
・エンジンルームならフレーム全体ですね。

初心者の方は難しそうと思うかもしれませんが、実際自分で作業してみると1分かからずにアースに落とすこともできます。

実際のマイナスの取り方が知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください。

http://masaki.icu/engine-room-interior-minus-securing/

マイナスに詳しくなってこれからに作業に活かそう

以上、自動車のボディアースについて紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

ボディアースについて
車のボディアースは車体にマイナスをあてて取る事!
車体にボディアースをする必要性は?
車体にアースする理由=ボディ全体にマイナスをいきわたらせるため
ボディアースを接触不良なくとる正しい場所
マイナスを取るならむき出しの鉄板もしくはフレーム部分

記事でもわかる通り、ボディアースは
車体に接続するマイナス線の事。

配線自体はマイナス。車体に繋げるとボディアースなので、マイナスとボディアースは呼び方が違うだけでどちらも同じと言う事です。

車体にボディアースをする必要性については、マイナスの電気を車体の金属部分全体にいきわたらせる事。

本来であればその都度バッテリーの
マイナスから取る羽目になりますが…

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大元のバッテリーのマイナスを車体に繋げる事で、エンジンルームから車内全体にマイナスがいきわたるのでわざわざバッテリーから取る手間が省けます。

ただ注意したいのは、ボディ=すべてがアースにはならないという事。

プラスチックや樹脂部分は電気を通さないのでつなげてもマイナスを取ることはできません。

そのことが原因で、電装部品を取り付けたのに点灯しない。『もしかして壊れてる?』と勘違いする方が意外と多いです。

そもそもアースに落ちきってないので、
電装品が反応しないのは当たり前です…

もし失敗したくないなら

・ドア付近の金属部分。
・エンジンルームならフレーム全体

いずれかにつなげる事で失敗のリスクを減らせます。

これから先自分で挑戦するなら必要ともなる知識なので、ぜひこの機会に知識を吸収してこれからに役立ててみましょう。

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