ブースターケーブルをバッテリーに繋いだのにエンジンが掛からない″よくある原因6つと対処法・防ぐ決策を解説″

工具・道具
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車にとってのブースターケーブルはバッテリー
上がりから簡単に復活出来る優れもの。

電源コードがなくても使えることから、もしもに
備えて車に積んでいる方も多いのではないでしょうか?

ですがブースターケーブルを使ったのに反応がない。エンジンが再度掛からない状態になる場合には、ブースターケーブル以外の原因があります。

この記事ではそんなトラブルについて、6つの原因や対処方法・防ぐ対策をまとめてみました。

もしこれから先。もしくは今現在同じ症状で悩んでいる方は参考にしてみてください。

この記事でわかること
✅ブースターケーブルが反応しない原因と対処
✅実際に反応しない場合の対処方法
✅防ぐ対策
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ブースターケーブルはバッテリー上がりから復活できる道具

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ブースターケーブルは救助側と救援側。お互いに繋ぐことで、電気が流れてバッテリー上がりから復活できる道具

本来であればバッテリーが上がると自分ではどうにもできませんが、ブースターケーブルを繋ぐことで対処がてきます。

ただもし、『ブースターケーブルを繋いだのに反応がない。』こんな場合には他の原因が考えられるので事前に把握する必要があります。

エンジンが掛からない原因6つと対処法

もしエンジンが掛からない場合には、以下の原因6つが考えられます。

ブースターケーブルの接続ミスや本体の不良

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ブースターケーブルの接続をミスしてしっかりと接続できていない。

本体の配線がちぎれていたり、壊れることで反応しなくなっている

どちらもブースターケーブル本体が原因の場合に考えられることで、問題が起きる事でエンジンが掛からない状態になります。

もしブースターケーブルが原因の場合は、接続方法を再度確認して付け直す。もしくは本体を新しいものに変えることで対処ができます。

セルモーターの故障

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セルモーターはエンジン始動の補助の役割をしている部品。つまりは、バッテリーの電力を使ってエンジンの「始動」のきっかけを作る電動モーターです。

キー(鍵)を回した時にキュルキュル音がするのがセルモーターですね。

もし故障すればこの音がしないことはもちろん、エンジン始動もできなくなります

セルモーターが原因の場合は、修理工場もしくは自宅に運んでもらった上でセルモーターの交換をすることで対処できます。

バッテリーの故障

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バッテリーはエンジンを始動する際に、セルモーターに電気を分け与える必要があるので故障すると送れない事でエンジン始動ができなくなります。

仮にブースターケーブルを使っても、バッテリーに電気が残っていないと意味がない

もしバッテリーが原因なら、バッテリーを
新しく交換することで対処ができます。

でもバッテリーってお店で買うと結構高くて中々手が出せないんだよね。

そんな人には通販サイトで購入したするのがおすすめだね。

種類も豊富で値段もお手頃価格なものもあるので、お店で購入するより安く見つかる場合もあります。

ちなみに個人的には

お得な値段でなおかつ性能もいいので、
新しく探している方におすすめ。

※バッテリーの交換方法も知りたい方は【自宅で簡単【10分】で出来る”失敗しないバッテリー交換のやり方”】でやり方をまとめているので一緒に参考にしてみてください。

オルタネーターの故障

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オルタネーターはバッテリーからの電気を
充電する発電機の役割を持つパーツ。

本来であれば貯めた電気で動かすことができますが、オルタネーターが故障するとエンジンが掛からなくなる原因を作ります

もしオルタネーターが原因なら新しいものに変える事で対処ができます。

オルタネーターは安く済ませるならリビルト品。純正から容量をあげたい場合は強化品(ブラックオルタネーター)などがおすすめ。

オルタネーターの交換方法も知りたい方は【オルタネーターを【簡単10分】で交換する方法と取り換える必要性!】でやり方をまとめているので一緒に参考にしてみてください。

点火系や燃料ポンプなどの故障

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燃料ポンプ燃料ポンプは燃料タンクからエンジンなどの燃焼装置に燃料を供給するポンプ。
点火系点火系はイグニッションコイルやスパークプラグが主に該当。どちらもエンジン始動に必要不可欠で、故障するとエンジンが掛からなくなくなる。

もし燃料ポンプや点火系が原因の場合は、原因を明確にした上で交換することで対処できます。

【目安】
・燃料ポンプは正常ならキーを回した時にONでミーンと音がする

・スパークプラグは状態次第でバッテリー警告灯が着く場合がある
・イグニッションコイルの場合は最終的にエンジン警告灯がつく

燃料(ガス)欠

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車の燃料(レギュラー・ハイオク・軽油)がないことでエンジン始動ができなくなります。燃料は走行以外にもエンジン始動でも使うので、無くなる時点で意味がない。

燃料計の針が一番下でなおかつ、エンプティーランプ(燃料残量警告灯)がついている場合はガス欠の可能性が高い。

もしガス欠が原因なら新しく給油することで対処ができます。

その際に、自分の油脂が分からない方は【燃料(軽油・レギュラー・ハイオク)の違いと見分ける方法・給油する油脂を間違えない為の対策を解説】でまとめているので参考にしてみてください。

実際にエンジンが掛からない場合に出来る事

ここからは実際にエンジンが掛からない場合に出来る事について。

・ブースターケーブルの繋ぐ位置が正しいか確認
・どうしようもない場合はレッカー移動

ブースターケーブルの繋ぐ位置が正しいか確認

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まずブースターケーブルの繋ぐ位置が
正しいか確認しましょう。

位置を直した後にエンジン始動
まで行くようなら正常

逆に位置を直しても解決しないようならブースターケーブル以外の原因となります。

どうしようもない場合はレッカー移動

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ブースターケーブルで解決できないようなら自分で対処ができないので、迷わずレッカーの移動をしましょう。

方法は以下2つ。

保険のロードサービス契約している保険会社のロードサービス。年間〇回と決まりはありますが、普段からの支払いをしていることで無料で利用ができます。
JAFロードサービス会員・非会員に限らず依頼ができるロードサービス。非会員の場合は1万円以上かかりますが、24時間65日場所を選ばず依頼ができます。

どうしようとない場合には、時間だけがすぎるので自分に合った方法で対処しましょう。

ブースターケーブルが反応しないトラブルを防ぐ対策

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最後はブースターケーブルが反応しないトラブルを防ぐ対策について。

ブースターケーブルは正しく繋ぐ
消耗品を早めに交換する
燃料は出来るだけ余裕を持たせる

ブースターケーブルは正しい位置に繋ぐ

1つ目はブースターケーブルは正しく繋ぐ。

ブースターケーブルは繋ぐ場所を間違えると反応
しなくなるので、事前に把握した上で正しく繋ぎましょう。

ブースターケーブルのつなぎ方については、【ブースターケーブルのつなぎ(使い)方と2つの注意点”手順に沿った正しいやり方を解説”】でまとめているので参考にしてみてください。

消耗品を早めに交換する

2つ目は消耗品を早めに交換すること。

バッテリー2〜5年を目安に交換。
オルタネーター10万kmを目安に変える。
燃料ポンプ10万kmを目安に変える。
イグニッションコイル10万kmを目安に変える。
スパークプラグ3〜5万kmを目安に変える。

消耗品を早めに変えておくことで、後々エンジンが掛からなくなることを防げます

燃料は出来るだけ余裕を持たせる

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3つ目は燃料に余裕を持たせること。

常に半分程度持たせておくことで
ガス欠になることを防げます

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また燃料に不安がある方は、携行缶に燃料を
入れて持ち歩くのもおすすめ。

携帯缶に入れられるのは10〜20L程度ですが、
給油するまでの繋ぎとしては最適です。

反応しないトラブルを把握して事前に正しい対策をしよう

以上、ブースターケーブルでエンジン始動ができない時の対処についてお伝えしました。

記事でもわかる通り

6つの原因が考えられます。もしいずれかに該当する場合は、原因に合わせて対処することで解決ができます。

ただ、その場で対処が出来ない場合には保険のロードサービスやジャブロードサービスに一度運んでもらうのが最適。

また、防ぐためには

もし『ブースターケーブルを繋いだのに反応がない。』こんな場合にはその時のトラブルに合わせて解決してみてください。

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