車の発炎筒″有効期限や未使用品の処理方法・代わりに回収できるお店5選を解説″

工具・道具
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発炎筒というのは緊急時に周囲に危険を
知らせる目的を持つパーツ。

正しく使えることが出来れば巻き込み事故の
防止にも役立つので便利なものですが…

実は発炎筒には有効期限があり、期限内に使わないとトラブルや車検にも影響を与える危険があるので注意が必要です。

また期限切れ後の廃棄についても、処理できるタイミングとできない場合があるので一緒に知っておくと今後の役に立ちます。

この記事では、『発炎筒の有効期限や処理方法が知りたい。』こんな方向けに記事でまとめてみました。

この記事でわかる事
✅発炎筒の有効期限
✅発炎筒の処理方法
✅処理できない場合の回収方法や条件
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発炎筒の有効期限

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発炎筒には有効期限があり、
期限を過ぎる事で車検にも影響します。

期限は4年と決まりがある

まず発炎筒の有効期限は製造されて
から4年
というのが正解です。

この使用期限というのは【JIS】規格によって
決められたもので、発炎筒が使えなくなる目安となります。

※JIS規格とは、日本産業規格(Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格の事。

よく発炎筒=『使わなければ年数がたっても永久に使えるでしょ。』

こういった考えを持つ方が中にもいるでしょう。

ですが上記にも言ったように発炎筒には4年の有効期限があるので、期限が切れたまま放置するといざ使う時に使用できない可能性があります。

他にもこの期間を過ぎると、火薬や薬剤の劣化で発火不良や燃焼時間の不足なども考えられるためそれ以上の使用はおすすめしません。

期限を過ぎると車検に通らない

また、期限を過ぎると車検に通らなく
なるのでおすすめしません。

車検の項目の一つに有効期限が関係しているので、必ず車検前に確認する事が大切。

車検については、【車検に求められる発炎筒5つの条件と”受かるために出来る対策”】で他の項目もまとめているので一緒に参考にしてみてください。

車検に求められる発炎筒5つの条件と”受かるために出来る対策”
発炎筒を使う上で必要な車検の条件を5つ解説。発炎筒=使う分には便利ですが、間違った使い方をすると車検に受からなくなるので事前に把握しておきましょう。

発炎筒の処理は自分でもできる?

発炎筒の期限については何となくわかったけど、期限が切れた場合って自分でも処分できるのかな?

使用後、未使用で変わるね。

使用後の処理は家庭ごみでも可能
ただし未使用品は可燃ゴミで廃棄できない

使用後の処理は家庭ごみでも簡単にできる

まず使用済みの発炎筒は花火等と同じ扱いなので
一般ごみとして処分する事ができます。

やり方としては

・使用後に水をつけて完全に消化させる
・一般ごみとして処分

ちなみに火薬類取締法施行規則により、未使用品の発炎筒は一般ごみで処理はできないので注意が必要です。

ただし未使用品は可燃ゴミで廃棄できない

逆に未使用の発炎筒は可燃ごみで処理ができません。理由は火薬が残っている事で、火災や爆発を起こす危険性がある為

またそもそもの話ですが、【火薬類取締法】の対象になるので捨てる事が出来ません。

火薬類取締法は火薬類の製造・販売を許可制とし,貯蔵・運搬・消費その他の取り扱いについて,災害の防止,公共の安全の確保の見地から規制した法律。

(廃棄) 火薬類を廃棄しようとする者(以下「廃棄者」という。)は、経済産業省令で定めるところにより、都道府県知事の許可を受けなければならない。ただし、製造業者が火薬類の製造中に生じた火薬類の廃薬をその製造所内で廃棄する場合は、この限りでない。
火薬類取締法第27条

発炎筒の廃棄は火薬類取締法のうち27条が該当。

許可なく捨てられない事から、家庭ごみでは捨てられない事を意味します。

自分で出来ない場合の回収方法や回収の条件

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最後は自分で出来ない場合の回収方法や回収の条件について。

回収できるお店

カーディーラー新車の購入や車の整備が出来るお店
整備工場車の整備をしてくれるお店
カー用品店オートバックスやイエローハットなど。車のパーツや整備を行ってくれるお店
ホームセンターコメリやカインズホームなど。車だけでなく生活に役立つものが売っているお店
ガソリンスタンド車の給油や整備をしてくれるお店

基本的には未使用で有効期限が切れた
発炎筒の引き取りをしています。

その際の回収は無料である事がほとんど。

お店の店舗によっては費用が掛かる場合があります

回収の条件

ただし回収には条件がある場合があるので注意が必要です。

それがお店によっては発炎筒を購入した店舗でないと回収してくれない事。

大抵の場合は購入していなくても発炎筒を回収してくれる場所も多いですが、中には『以前発炎筒を購入した方でないと回収はできません。』こう言った場合があります。

その場合には当然回収はできないので、
対応できる別のお店を選ぶ事になります。

そのため一般的に回収はできるものの、お店によっては購入した所でないと対応できないと覚えておくといいでしょう。

回収した場合は新しい発炎筒の備え付けも忘れず

以上、発炎筒の有効期限や未使用品の処理方法・代わりに回収できるお店についてお伝えしました。

記事でもわかる通り、発炎筒の期限は4年と決まりがあります。理由は日本工業規格(JIS)により定められているため。

日本工業規格(JIS)には4年と決められています。

またこの期間を過ぎると、火薬や薬剤の劣化で発火不良や燃焼時間の不足なども考えられるためそれ以上の使用はおすすめしません。

ちなみに使用後の発炎筒は捨てる事ができますが、未使用品は家庭ごみで処理できないのでお店に回収してもらうのが最適です。

回収できるお店
カーディーラー新車の購入や車の整備が出来るお店
整備工場車の整備をしてくれるお店
カー用品店オートバックスやイエローハットなど。車のパーツや整備を行ってくれるお店
ホームセンターコメリやカインズホームなど。車だけでなく生活に役立つものが売っているお店
ガソリンスタンド車の給油や整備をしてくれるお店
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