ホーンスイッチ(3208)はエーモンから出ている商品の一つ。主に電装品の任意の切り替えに役立つパーツで、カスタムを前提として使いたい方にお勧めです。
ただ、実際に使ったことがないとどういった
パーツなのかよくわかりませんよね。

そこでこの記事では、ホーンスイッチ(3208)の基本情報や使い方・配線のつなぎ方・活用法をまとめてみました。
✅正しい使い方
✅配線のつなぎ方
✅活用法
ホーンスイッチ(3208)は自動戻り機能付きのパーツ
ホーンスイッチ3208は、エーモンから
出ているスイッチのひとつ。
自動戻り機能付きなのが特徴で、
・スイッチをOFF側に倒している間は消灯
になります。
ホーンスイッチの仕組み
簡単な仕組みとしては図のようになります。
まずOFFの状態。スイッチから手を離した状態ですね。スイッチOFFでは接点AとBが繋がらないので、電源側から来た電気が途中で遮断される事になります。
逆にスイッチON。手でスイッチを押している状態。スイッチONでは接点AとBが繋がるので、電源側から来た電気がBを通り電装品側へと流れます。
ホーンスイッチ(3208)の配線方法
ホーンスイッチの配線方法は簡単で
・マイナスは電装品から取る

これってマイナスはどうやってとるの?

マイナスを取る場合は電装品側のマイナスからとるのが一般的だね。
例えば画像のようにホーンと繋げたいと思った時。
必要なのは
・電装品の+
・−電源
ホーンスイッチ自体はどちらもプラス電源で、
どちらに繋げても問題はありません。
逆にスイッチ側にマイナスはないので電装品側。つまりホーンのマイナス配線をアースに落とす事でホーンスイッチとしての意味を成します。

間違ってもスイッチ側でプラスとマイナスで繋げるのはやめましょう。仮につなぐとショートの原因になります。
実際の繋げ方を確認してみよう
ここからは実際の繋げ方を確認してみましょう。
繋げるための配線を作る
スイッチ本体と配線を繋げる
必要なものを準備する
まず必要なパーツについて。
パーツについて今回は以下のものを用意しましょう。
繋げるための配線を作る
続いて繋げるための配線を作りましょう。
配線をつなげる場合は、
・ヒューズホルダー
・配線コード
3つを組み合わせて作ります。
配線コードとヒューズホルダー片方に平型端子をかしめ、もう片方にはギボシ端子をかしめます。
スイッチ本体と配線を繋げる
配線づくりが出来たら、ホーンスイッチと
配線をつなげていきましょう。
まずは片方は電装品側となるので、ヒューズホルダーにかしめた平型端子と繋げましょう。もう片方は電源側となるので同じく平型端子と繋げる。
ホーンスイッチのつなげ方はこれで終了となります。
ホーンスイッチはこんな活用法が
最後はホーンスイッチの活用法について。
サンキューハザードとして
ホーンボタンの代わり
1つ目はホーンボタンの代わり。
純正のホーンボタンが故障した時や移設したい場合に役立てる事ができます。
もちろんホーンボタンとして使う場合はホーンマークが必要ですが、付属のシールを一緒に張り付ける事で車検にも影響しません。
サンキューハザードとして
もう一つはサンキューハザード。
サンキューハザードは、ハザードランプを
複数点滅させてありがとうの意味を持つもの。
本来であればハザードランプを切る場合はもう一度押す必要がありますが、ホーンスイッチは手を離すと自動で戻る機能があるのでうまく活用するのもおすすめです。
ホーンスイッチの活用法を理解した作業で役立てよう
以上、ホーンスイッチについてお伝えしました。
今回の記事のおさらいです。
・スイッチをOFF側に倒している間は消灯
・マイナスは電装品から取る
サンキューハザードとして
電源分岐ターミナル=初心者にとってどんな
パーツかわからず不安に思うこともあるでしょう。
しかし、今回のように基本を知ることで、これから先のカスタムに役立つ情報が身につきます。

使い方次第で様々活用できて便利なパーツなので、この機会にぜひ使い方を覚えて見てください。
よくある質問Q&A
Q.ホーンスイッチはLEDと繋げる事は出来ますか?
Aはい、LEDと繋げる事はできます。ただし、スイッチから手を離すと切れる仕様になります。
Q.ホーンスイッチを24Vに使う事は出来ますか?
A.いいえ、12V専用なので使用不可です。