検電テスターでマイナスを調べる簡単な方法と電源を見つけるまでの流れ

検電テスター
この記事は約6分で読めます。

・テスターでマイナス電源を取る方法が知りたいんだけど。
・どうやって電源を取ればいいんだろ。
・やり方(手順)があるなら今後のために知っておきたいな。

このような悩みを抱いたことはありませんか?

特に現在同じような問題で悩んでいる方。

『知り合いや車屋さんにやってもらえば?』と
言われればそこまでですが…

車好きにとって弄ることが好きだから自分で色々やりたいと考える方も少なくはないでしょう。

かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どうやってやればいいのかわからない事ってありますよね。

手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。

自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なトラブルを引き起こして無駄な時間が過ぎるだけです。

実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。

初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もありました。

ですが、実際に詳しい人や教えてもらいながら作業をする事で流れを学びました。

その経験を生かして今回の記事では、実際にマイナスを調べるやり方について順を追って解説していきます。

記事を最後まで読むことで知識として吸収出来る事はもちろん。これから先の作業でプラスとマイナス両方を使い分けて調べる事ができます。

特に車を弄る(電装品取りつけ)事が好きな人にとっては電源確保が必須になるので参考にしてみてください。

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検電テスターの基本はプラス電源を調べる事だが…

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検電テスターは、本来ワニ口部分をアースに。先端をプラスにあてる事で探している電源又は電気の流れを調べる事ができるもの。

と言う事は、基本的に調べられるのは
プラス電源だけと言う事になります。

でもマイナスも調べられるんでしょ…どうやったら調べられるの?

本来の方法とは逆のつなぎ方をすることだね。

ワニ口の方をプラス電源に。テスター先端をアースに当てます。

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どうして逆の手順で調べられるの?

テスターのLEDが無極性なのが関係しているね。

LEDといえば、プラスとマイナスをつなげるとLEDが点灯するもの。

ですが、【無極性】と呼ばれる極性の
ないものが中には存在します。

検電テスターはこの無極性に含まれます。

※無極性

極性自体はありますが、通常のLEDと構造が異なり回路内を電流が循環するように作られている『極性を持たないタイプ』のLEDを指します。

 

つまり、逆の使い方をすればマイナスを調べられるというのはこんな理由からです。

ちなみにマイナス線を調べられるようになれば、
マイナスコントロールを取るときに便利です。

今回は省略するので合わせて知りたい方は参考にどうぞ。

マイナスコントロールとは?言葉は聞いた事あるけど意味や使用例は?
当記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。マイナスコントロールについて解説していきます。この記事で解説している事を実践できれば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際に電装品のカスタムをする際にだれでも簡単に使いこなす事ができるようになります!また、記事の後半ではカスタムで使える使用例も解説しています。

検電テスターを使ったアース(マイナス)の調べ方

次は実際にテスターを使って電源を調べてみましょう。

使用方法もそれほど難しくないので、
今のうちに覚えておくと便利です。

①ワニ口でプラス電源を挟む

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まず初めに、テスターのワニ口部分で電源を挟みましょう。

本来ならマイナスとしてボディーアースをとる部分ですが、今回はマイナス線を調べるためにプラスを挟みます。

先ほども言ったように検電テスターは無極性。

調べる方法が逆になっても
ショートになる事はありません。

②絶縁テープで巻く

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プラスを挟む事が出来たら絶縁テープで巻き付けましょう。

この時、ワニ口部分はむき出し状態のプラスになっているので、場合によって全体的に絶縁テープを巻いておきましょう。

理由としてはショートを防止するためです。

むき出し状態のプラスだもんね。

そうそう。周りはボディアースになっているから、いつ触れてもおかしくない状態だからね。

なので、面倒ではありますが安全性の為に巻いておきましょう。

③マイナス側にテスタ―先端を当てる

プラス側の挟み込みと絶縁処理が終わったら、
テスター先端をマイナスにあてましょう。

マイナスってどこ?

と言う方は剥き出しの鉄板部分に当てるとおすすめです。

基本的にボディ全体がマイナス(アース)と言われますが、プラスチックや樹脂は電気が通らないので当てても反応しないことがほとんどです。

そのため、『やり方間違えたかな』などと勘違いしがちです。

ですが、たいていの場合は金属部分に触れていない事がほとんどなので注意しましょう。

④点灯の有無を確認する

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マイナス線にあてた時にLEDが点灯した場合は
その線がマイナス線という事になります。

逆に反応しなかった場合はマイナスが流れていない事をさします。

検電テスターによってはさらに便利なタイプも?

合わせておすすめする検電テスターについても。

検電テスターによっては

・色の違いで判断できる検電テスター
・デジタル表記で数値が見れる検電テスター

など種類があるので参考にしてみてください。

色の違いで判断できる検電テスター

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1つ目は色の違いで判断できる検電テスターです。

色は赤と緑の2色。

一般的な検電テスターならプラス。マイナス
どちらも赤に光るだけですが…

検電テスター(1547)の場合はプラス側を赤。
マイナス側を緑と言うように色分けがされます。

また、一緒にブザーでお知らせしてくれるので見落とすことがありません。

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デジタル表記で数値的に見れる検電テスター

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2つ目はデジタル表記で数値的に見れる検電テスターです。

数値的に見れると言う事でどのくらいの
電圧が流れているのかわかります。

例えば

・プラス電源なら○○V
・マイナス電源なら₋○○V

と言うようにどちらを確認するかによって電圧値が測れます。

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このように通常の検電テスターでもいいですが…

状況に応じて色別で判断する物や視覚的に数値で見るテスターなど。うまく使い分けて作業に役立てるのもおすすめです。

正しい手順を理解すればマイナスも簡単に取れる!

以上、検電テスターでマイナスを調べる簡単な方法と電源を見つけるまでの流れを解説しました。

今回の記事のおさらいです。

検電テスターでマイナスを調べる簡単な方法について
プラスのつなぎ方とは逆の方法でつなげる。
検電テスターを使ったアース(マイナス)の調べ方
①ワニ口でプラス電源を挟む
②絶縁テープで巻く
③マイナス側にテスタ―先端を当てる
④点灯の有無を確認する
検電テスターによってはさらに便利なタイプも?

検電テスターがプラスだけでなくマイナス線も調べられるのには、無極性と呼ばれる極性のないものに分類されているからです。

そのため、逆で繋ぐことでショートせずに
マイナスを調べられるという訳です。

使い方さえ知っておけばどちらにも使用できるので、是非覚えて活用してみてください。

両方の使い方をマスターすれば
知識の幅はぐっと広がること間違いなしです。

マイナスが取れるようになればマイナスコントロールを探す際にも役立つので、合わせて以下記事も参考にすると作業性が上がります。

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