冬(寒い季節)にウインドウォッシャー液が出ない原因と解決策

車に関する悩みや解決方法
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車にとってのウォッシャー液は、ウォッシャースイッチをONにする事でワイパーに連動してウォッシャー液が噴射される仕組み。

本来であればスイッチに連動して使うことができますが…

いざウォッシャー液を使おうと思ったのに、冬に限ってスイッチが反応しなくて頭を悩ませてしまうことってありますよね。

結論、問題解決をしたい場合は以下のポイントを押さえておくことが大切。

・ウォッシャー液の仕組み
・冬にウォッシャー液が出にくい理由

上記の条件を把握していれば、だれでも簡単に解決への一歩が踏み出せます。

本記事では、そんな冬に起こりやすいウォッシャー液のトラブルをまとめました。

後半では防ぐ対策も一緒に紹介しているので、解決策だけでなくトラブル回避に役立てたい方はぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめ
✅今現在(冬に)ウォッシャー液がでない
✅今後に向けて原因や対処法を知りたい

冬にウォッシャー液が出ない原因や対処方法

まず結論として、気温や水道水を入れて
いることが原因となります。

水道水を入れている
気温が低すぎる

水道水を入れている

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まずよくあるのは水道水を入れている。

本来水道水というのは周囲の温度の影響を
受けやすく温まりにくく冷めにくい性質を持っています。

この性質により、夏場ではよくラジエーターに入れる冷却水の代わりとしてもよく使われます。その反面で【水は0℃より下で凍る性質】があるので、冬場に使うと凍結することになります。

凍結すれば当然水は使えなくなるので、ウォッシャー液の代わりに使っていた場合にはスイッチで操作しても出なくなります。

もし水が原因で凍結した場合は、凍結が溶けるのを待つもしくはウォッシャー液に入れ替えることで対処できます。

凍結して出ない場合には、外気温が上がって
暖かくなるのを待つことが最適です。

でも温度ってそんな短時間で上がらないよね。

そんな時はエンジンをかけてエンジンルームを温めるのがおすすめだね。

エンジンをかける事で内部に熱が伝わるので、
短時間で徐々に中の氷が溶けます。

またウォッシャー液に入れ替えることも対処法の一つ。

そもそもの話ウォッシャー液の代わりに水を入れる事で凍結に繋がるわけですからウォッシャー液に入れ替えることで対処ができます。

ただこれはあくまで出先でない場合。外出中なら中々入れ替える事は出来ないので、選択肢として一番有効なのは凍結が溶けるのを待つことです。

気温が低すぎる

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もう一つは気温が低すぎる事。

ウォッシャー液も冷却水同様に不凍成分が入って
いる事から冬でも凍結しにくくする
ことができます。

ですが凍りにくくといっても限度があるので、一定の温度を超えるとウォッシャー液でも凍る場合があります。

こんな場合には凍結が解消するまで待つのがおすすめ。

中でも効果的なのが回転数を上げてエンジン内部を温める事。エンジンに熱をもたせる事で、周囲に熱が放出されてウォッシャータンク内の凍結が解消されます

ウォッシャー液が出なくなるのを防ぐ対策

ここからはウォッシャー液が出なくなるのを防ぐ対策について。

もしこれから先、少しでもトラブルを回避
したい方は以下の対策を参考にしてみてください。

水道水を代わりとして入れない
氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる

水道水を代わりとして入れない

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まず1つ目は、ウォッシャー液の代わりとして
水道水を入れないこと

水道水はパッと見似ているので使えそうに思えますが、性能が異なるので効果を得られません。むしろ冬にはマイナスになる危険もあります。

特に凍る温度。水は0℃になると凍結する性質を持っているので、雪国などの常に寒い地域では使い物にならなくなります

そのため、対策としては水道水を代わりに使わないことが最適

他にも水がおすすめできない問題はありますが、詳しくは【ウインドウォッシャー液の予備がない!代用品に水道水(水)を入れる事は可能なのか?】でまとめているので参考にしてみてください。

ウインドウォッシャー液の予備がない!代用品に水道水(水)を入れる事は可能なのか?
ウインドウォッシャー液の代わりに水道水は代用できるのかを解説。また、後半ではウォッシャー液と水を混ぜてッ悪事は出来るのか?詳しくまとめています。

氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる

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2つ目は氷点下でも耐えられるウォッシャーを
入れること

ウォッシャー液は、一般的に冬でも使えるようにある程度寒くても凍らないように作られています。ですが種類によっては耐えられる温度が異なるので、温度を見比べて入れるようにすると対策が出来ます。

例えば、私がよく使っているのが古河薬品工業のスーパーウォッシャー液。-40℃まで対応のタイプで油膜取りとしても使えるウォッシャー液です。

日本で使うなら雪国でもせいぜい-20℃くらいなので、余裕を持って-40℃まで対応にすると安全

最低限このように対策を覚えておくと、これから先出ない場合に対策として実践ができます。

出ない原因を明確にして正しい対処をしよう!

以上、冬に車のウォッシャー液が出ない原因と防ぐ対策を紹介しました。

記事でもわかる通り、冬場にウォッシャー液がでない
のには気温の問題や水道水を入れていることが関係します。

水道水を入れているウォッシャー液に比べて不凍成分がないので、0℃以下になると凍結する性質がある。
気温が問題ウォッシャー液は-気温にも対応できるが限度があるため、気温が低すぎると凍結する。

その時の対処としては

凍結が溶けるのを待つ
ウォッシャー液に入れ替える

いずれかが効果的。

また症状が起きるのを防ぎたい方は、

水道水を代わりとして入れない
氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる

冬にウォッシャー液が出ないのには必ず原因があるので、自分に合った方法を実践して効率的に解決しましょう。

ウォッシャー液のよくある質問Q&A

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Q.ウォッシャー液の入れ替えは自分でもできますか?

A.はい、手順が分かれば自分でも簡単にできます。※詳しくは【作業はたったの1分”自宅でも簡単にできるウォッシャー液補充のやり方” 】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。


Q.自分で入れ替えが出来ない場合はお店に依頼できますか?

A.はい。お店にも依頼ができます。費用については、【ウォッシャー液補充をお店に依頼”掛かる費用(工賃)と作業時間を解説”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。


Q.冬に使うならどのウォッシャー液がいいですか?

A.一般的には-20℃程度ですが、余裕を持たせたい場合は【-60℃対応のウォッシャー液】がおすすめです。

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