ポジションランプをLED化(白や青)した場合は車検に適合するの?

バルブの車検
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LED化(白や青など)した場合、車検ってどうなんだろう。

こういったことを耳にすることがあります。

確かに、ハロゲンバルブに比べてLEDについては色の選択肢や明るさ等も様々あるので実際どうなのだろうと迷うこともあるでしょう。

ですが、結論を先に言えばLEDバルブ
でも車検には適合します。

ただしどれでもいい訳でなく、受かるためにはいくつか条件をクリアする必要があります。

どう言った条件があるのか?

この記事では、落ちるケースや受かりやすくする対策も含めて詳しくお伝えしていきます。

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ポジションランプLED化の条件

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ポジションランプをLED化
しても車検に問題はありません。

理由として特にLEDがダメと言う決まりがないため。

点灯の義務はあるものの、白熱球(ハロゲン)だから。LEDだからと制限されるものではありません。

ただLED化する場合にはいくつか基準が
必要になる為、合わせて知っておく必要があります。

基準は以下の通り。

取り付け個数
・明るさ
・色

取り付け個数

ポジションランプは前方左右に一個が基本となっているため

・2個
・もしくは4個

が基本となります。

個数制限の理由については道路運送
車両法123条に記載があるため。

以下内容。

一 自動車(二輪自動車を除く。)に備える車幅灯の数は、2個又は4個であること。

道路運送車両法第123条(車幅灯)より

車幅灯はポジションランプのことで備える
車幅灯の数は2個又は4個と記載があります。

逆にそれ以上もしくは1個しか点灯しない
場合は車検に通らない
と思っておきましょう。

また点灯しないことで違反項目にも該当してしまうので注意が必要です。

例えばよくあるのが片目切れにより片方しか点灯しない場合。

左右で点灯が条件なのに、片方しか点灯して
いない場合は【整備不良】と呼ばれる違反に該当します。

整備不良になれば反則金や違反点数の対象になる事もあるので、片目切れはもちろん。個数についても把握しておきましょう。

ポジションランプの違反詳細や反則金について詳しく知りたい方は以下でまとめているので参考にしてみてください。

【ポジションランプ(車幅灯)の片目切れはダメ】無視して走行すると違反
『後で治せばいい』などの理由からポジションランプの片方が切れても後回しにする方もいるでしょう。ですが、放置した状態で運転を続けると違反行為になってしまいます。どんな違反になるのか?違反点数や減点は?詳しくまとめているので参考にしてみてください。

明るさ

明るさに関してはいくつかに分けると

・夜間に300mの距離から確認出来る事
・交通を妨げない明るさである事

簡単に言えば爆光にならない程度で明るいバルブにする事です。

一 車幅灯は、夜間にその前方300mの距離から点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光線は、他の交通を妨げないものであること。

道路交通法第123条の1より

実際に道路運送車両法第123条の1に記載があります。

前方300mの距離から点灯を確認できるものに加えて、その照射光線は他の交通を妨げないものであること』とあります。

明るいのはもちろんですが交通を妨げるのもNG。

たまに爆光過ぎて思わず目を覆い
たくなるバルブもありますが…

そういった爆光のものは基本的には車検に通らないと覚えておきましょう。

バルブの色

ポジションランプの色に関しては白色が車検に通る基準となります。

二 車幅灯の灯光の色は、白色であること。ただし、方向指示器、非常点滅表示灯又は
側方灯と構造上一体となっているもの又は兼用のもの及び二輪自動車、側車付二輪自
動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備えるものにあっては、橙色であっ
てもよい。
道路交通法第123条の1より

記載内容は同じく123条。

一部特殊な条件では橙色となっていますが、基本的には白以外は認められていないので注意しましょう。

たとえば

・かっこいいから
・他の人と被りたくない
・目立ちたい

等の理由から【青・赤・緑・ピンクなど】といった色を取り付けても、実際車検上に持って行っても通らないわけですね。



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ただしこんな場合は通らないケースが高い

ただし基準を満たしているからと言っても例外があり…

こんな場合は通らないケースが高いです。

・灯器やレンズの破損
・青に近い白

灯器やレンズの破損

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1つ目は灯器やレンズの破損。

灯器。つまりはポジションランプ事態に
ひびが入っていたり点灯しないLEDがいくつかある。

ヘッドライトレンズが割れて破損しているなどの場合は車検に通らなくなります。

四 車幅灯は、灯器が損傷し、又はレンズ面が著しく汚損しているものでないこと。

道路交通法123条の4より

実際道路交通法123条の4に記載があります。

正常に作動しなかったり、レンズ面が破損して
剥き出し状態は危険なので通りませんよ。と言う事。

青に近い白

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青に近い白。

同じ白色でも

・青白く見える
・角度によって青に見える

等の場合もあります。

こうなった場合は、検査官次第となるので状況によっては通らない危険性もあります。

なので白だから大丈夫。ではなくいろんな角度から見ても白とわかる色のバルブに合わせる事が大切となります。

車検に通る為に気を付ける事

ここからはこれから車検を受ける方。もしくは車検に向けて準備したい方に、車検に通る為に注意することを紹介します。

知っておくことで受かる確率が上がるので、ぜひ参考にしてみてください。

・ポジションランプの明るさに気をつける
・ポジションランプの色に気をつける
・レンズやバルブの破損に気をつける

ポジションランプの明るさに気をつける

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1つ目はポジションランプの明るさにきをつけること。
明るさに関しては様々ありますが…
夜間にその前方300mの距離から点灯を確認できるものであり、かつその照射光線は他の交通を妨げないものであること。
と記載がある為に暗すぎる事はダメですが、
逆に交通を妨げる爆光の物もアウトです。
そのため明るいバルブとして選ぶのもいいですが、夜間に実際点灯させて目視で確認するのもおすすめです。

ポジションランプの色に気をつける

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2つ目はポジションランプの色に気をつけることです。

車検に合格=車検に適合したLED
ポジションランプが必要となります。

一番大事なことですが、やはり見た目の色ですね。たとえ白であっても検査官次第なので、少しでも青身がかかっていると落とされる場合もあります…

かといってどんなに口頭でいっても
受かる訳ではありません。

ではどうすればいいのか?

答えは簡単で、ケルビン(k)と呼ばれる
色温度を目安に選ぶことです。

色温度はライトの色具合を表したもので、下に行くほど黄色くなり。上に行くほど青くなります。

たとえば、

・2400k=黄色
・9000k=青色

というように、色温度数によって変化します。

なので、白で選ぶ場合は5000k~6500kを目安にするといいでしょう!

検査官にどのくらい白いのかを見せることが大事なので、『これなら間違いなく白だ』とわかるものがおすすめです。

参考として白色のポジション球については、【明るく使いやすいおすすめのT10ポジション球5選】でまとめているので選ぶ際の参考にしてみてください。

T10でも夜間に明るさが期待出来る”おすすめのLEDポジション球5選”
LEDポジション球(ランプ)と一括りに言ってもピンからキリまであるため適当に選ぶことはおすすめできません。もし間違ったバルブを選べば車検に通らない事はもちろん。バルブによっては違反になる可能性も。そのため車に合ったバルブを選ぶ事がおすすめです。

レンズやバルブの破損に気をつける

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3つ目はレンズやバルブの破損に気をつける。

落ちるケースでも説明したように、明るさや色といった基準をクリアできていてもレンズやバルブの破損により通らないという場合もあります。

実際123条に【車幅灯は灯器が損傷し又はレンズ面が著しく汚損しているものでないこと。】と言う項目があります。

正常に作動しなかったり、レンズ面が破損して剥き出し状態は危険なので通りませんよ。と言う事を意味しています。

そのため、よくあるLEDの基準以外でも
破損について気を付けておく事で対策ができます。

簡単ではありますが…

最低限この項目さえ押さえておけば
落ちることはまずないでしょう。

まとめ

以上、ポジションランプをLED化した場合は
車検に適合するのかどうかを紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

ポジションランプをLED化(白や青など)した場合の車検
【LEDで通すには基準に合ったものが重要】
取り付け個数
明るさ
色など
ただしこんな場合は通らないケースが高い
灯器やレンズの破損
青に近い白
車検に通る為に気を付ける事!
ポジションランプの明るさに気をつける
ポジションランプの色に気をつける
レンズやバルブの破損に気をつける

記事でもわかるとおり、個数や色・明るさに
気を付ければLEDでも車検に適合します。

ただし適合するからと言ってどれでもいい訳ではありません。

特に色問題に関しては、検査官次第で落ちるということもあるので、灯火の色や基準をしっかりと理解して車検に臨むようにしましょう!

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ポジションランプ交換方法
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