車にとって欠かせない部品の一つで
あるセルモーター。
主にエンジン内部に取り付けられていて、エンジン始動をするきっかけを作る役目をしています。
ただそんなセルモーターも消耗品ということで、使い続ければいつかは壊れ様々な症状が起きることもあります。
どんな症状が起きるのか?また症状を放置するとどうなるのか。
この記事では
✅放置した場合の危険性
それぞれ順をおって詳しく解説していきます。
セルモーターが故障するとどんな症状が起きる?
結論から言えばセルモーターが故障すると
・キーやボタンが反応しない
2つの症状が起きます。
『キュルキュル』という音が聞こえない
まず『キュルキュル』という音が聞こえないというのがあります。
通常セルモーターは停止中のエンジンを始動する
きっかけを与える役割を持ったモーター。
きっかけを与える事でキーを回す。もしくはボタンを押す事で『キュルキュル』と音と共にエンジン始動へと導きます。
ですが、セルモーターが故障すると
『キュルキュル』という音が聞こえなくなります。
キーやボタンが反応しない
また、キーやボタンが反応しなくなるという事もあります。
この状態になるとセルモーター事態が完全に壊れた事になるので、音も聞こえずにキーやボタンが反応しなくなります。
また当然のことですがエンジン始動も出来なくなります。
セルモーターの故障を無視して走行を続けるとどうなる?
エンジンのかかりが悪くなる
まず考えられる事としてエンジンのかかりが悪くなる事。
エンジンがかからないわけではありませんが…
掛けようとした際に一発で始動できずに、2回、3回と複数回キー。もしくはボタンを押してやっとかかる具合です。
エンジンがかからなくなる
また症状が悪化するとエンジン始動ができなくなります。
先にも言ったようにセルモーターはエンジン始動のきっかけを作っているパーツなので、完全に故障すればエンジンがかからなくなります。
ちなみにセルモーターが元のエンジン始動ができないのには
・配線の断線や接触不良
・点火コイルの劣化
・セルモーター自体の故障
などの原因が考えられます。
ですが他にもバッテリーの充電不足やオルタネーター不良の可能性もあるので…
その他が正常に機能しているにもかかわらずエンジン始動ができない。そんな場合にはセルモーターに原因がある場合があるので、状況に応じて確認してみましょう。
セルモーターの故障を防ぐためにできること
ならどうするのがいいのか?という方に防ぐために出来る対策をお伝えします。
内容としては
・遅くても不具合がでた段階で交換をする
交換時期を目安に交換する
1つ目は交換時期を目安に交換する事。
セルモーターは直ぐに壊れるパーツではありませんが…
目安としては10万km前後。中古車を買って既に10万kmを超えている場合には、状況に応じて交換するのがいいでしょう。
例えば画像の距離が172419㎞なら次回の交換時期目安は272419㎞となります。
遅くても不具合がでた段階で交換をする
もしくは遅くても不具合がでた段階で
交換をすることがおすすめと言えます。
セルモーター自体初期状態なら走行にそこまで支障は起きませんが…
悪化と共にかかりが悪い→完全にかからなくなるという流れになるので、遅くても不具合がでた段階で早めの交換を心がけましょう。
車にとってセルモーターは大事!できる限り早めの交換を
以上、セルモーターが故障すると起きる症状と放置した場合の危険性について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
キーやボタンが反応しない
エンジンがかからなくなる
遅くても不具合がでた段階で交換をする
記事でも分かるように、故障することによって『キュルキュル』という音が聞こえない
・キーやボタンが反応しないなどの不具合が起こります。
セルモーターに関しては初期症状では掛が悪いものの、悪化と共に完全にエンジンがかからなくなる危険があるので早めの交換を心がけましょう。
ちなみに交換に関して自分で出来ない
場合は依頼するという手もありますが…
・費用がどのくらいなのかわからない
・高いのか安いのかわからない
こんな方は以下の記事を参考にしてみましょう。