エンジンオイルに含まれる5つの役割と定期的な交換をおすすめする理由を解説!

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・オイルには5つの作用があるって聞くけど
・5つの作用が悪化するとどんな症状が起きる?

このような事をたまに聞くことがあります。

車にとってのエンジンオイルはエンジンを正常に保つ上で必要なもの。本来であれば定期的(時期)に交換を推奨している訳ですが、何の為に交換をするのか分からないとなにかと後回しにしがちですよね。

そこでこの記事では、定期的な交換をおすすめする理由とオイルに含まれる5つの役割をまとめてみました。

記事を最後まで読むことで、なぜオイル交換は必要なのか?その重要性に気づくことができます。

この記事でわかること
✅オイルに含まれる5つの役割
✅定期的な交換を進める理由
✅交換時期
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エンジンオイルとは?

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エンジンオイルとは、車もしくはバイクに使用される専用のオイル。エンジンを作動させる上でなくてはならないもので、良好な状態を保つためには定期的に交換をする必要があります。

というのも、エンジンオイルは内部を循環して綺麗に保つことで、エンジン保護をする役目があるため。ただ循環している液体でなく、エンジンを守っている訳です!

人間に例えるなら体の中を循環する血液と言えるでしょう。

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血液には内部を循環しながら老廃物を排出(流す)する役目。

老廃物は体内にとっては害になるもので、溜まっていくことで詰まりが発生して次第に結構の流れが悪くなっていきます。その結果高血圧になりやすくなります。

高血圧になりやすくなると体にとっても負担がかかり最悪に状態になる事にも

車のエンジンも実は同じようなもので、エンジンは心臓・オイルは血液とよく例えられています!

エンジンは心臓を意味するので、心臓を守るために体内を血液が循環してサラサラにして良い状態を保つ。つまりオイルが汚れをためながら循環して、最後は交換する形で外に排出して綺麗にするという訳です。

エンジンオイルに秘められた5つの役割!

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そんなエンジンオイルには役割があり

・潤滑作用
・冷却作用
・気密保持(密封)作用
・清浄分散作用
・防錆防蝕作用

5つの作用によってエンジンを守っています。

どういった役割をしているのか、
項目別に詳しく解説していきます。

①潤滑作用

1つ目は潤滑作用です。

潤滑作用は、摩擦を減らして動力損失を防ぐ役割をもっています。

というのも本来エンジン内部では、金属製のシリンダー内をピストンが毎分数千回上下する他、金属同士がこすれ合う摩擦によって金属の磨耗や発熱を生じます。

摩耗する事で動力損失。つまりパワーダウンを
起こす結果になってしまいます。

ですが、潤滑作用はエンジン内各部をオイルで潤滑する事で、発熱や摩耗と言った金属疲労を防ぎパワーが落ちる事を防いでいます!

②冷却作用

2つ目は冷却作用

冷却作用は名前の通りエンジン内部を冷却して熱を取り除く役割がある。

車のエンジンは、本来走行する上でパワーを維持
するために、熱をもちやすく過酷な状況下にあります。

普通なら走行する間は熱をもち続けエンジンにダメージを与える所ですが、エンジン内部をオイルが循環し続ける事で熱を吸収して取り除く事が出来ます!

③気密保持(密封)作用

3つ目は気密保持作用

本来シリンダーとピストンは、熱膨張に対応する面とピストンが運動できるように隙間(クリアランス)が設けてあります。

気密保持作用にはこの隙間に入り込んで気密性を保持する役割がある

簡単に言えば、油膜と呼ばれるオイルの膜を形成して、燃焼室と呼ばれる空間から気体が漏れるのを防ぐ役割ですね。

④清浄分散作用

4つ目は清浄分散作用

本来エンジンが稼動すると、燃料の燃焼過程で酸化による化合物やスラッジ(汚れ)が発生します。

清浄分散作用は、エンジン内部に発生したスラッジ(汚れ)を取り込み、分散させたりする効果がる。

⑤防錆防蝕作用

5つ目は防錆防蝕作用

本来燃料が燃焼(燃える)などによって生じる水分が、エンジン内部の部品に錆や腐食を発生させる原因となります。

また、燃焼ガスやブローバイガス(燃えきらなかったオイル)やエンジンオイルそのものの劣化などから発生する化合物も、エンジン内を腐食させる原因。

防錆防蝕作用には錆や腐食の発生を予防する作用がある訳ですね


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5つの作用が悪化するとどんな症状が起きる?

では、もしオイル交換を怠る事で5つの作用が悪化してしまった場合、エンジンにどのような症状が起きてしまうのか?以下で順にみていきましょう。

動力損失を起こす
水温上昇を起こす
エンジンブロー

動力損失を起こす

まず1つ目の症状として動力損失。

動力損失は、エンジンのパワーが落ちたり
スムーズに加速が出来ない状態です。

たとえば『いつもより加速が鈍くて遅く感じる』こういった症状が現れた場合、動力損失を起こしている場合があります。

水温上昇を起こす

2つ目は水温上昇。

水温上昇は名前の通り水温が下がらなくなり上昇を繰り返します。冷却作用が薄れる事で、エンジン内で発生した熱を冷やす事ができなくなるのが原因

水温上昇が続いた場合、オーバーヒートと呼ばれる現象が起きる危険性があります。

オーバーヒートについて詳しく知りたい場合は、【オーバーヒートになりやすい原因と”実践で使える3つの対処方法 ”】を参考にしてみてください。

車がオーバーヒートしやすい原因3つと解決策”防ぐ為の対策を解説”
車がオーバーヒート(水温上昇)しやすい3つの原因と解決策を解説。後半ではトラブルを防ぐ対策もまとめているので一緒に参考にしてみてください。

エンジンブロー

3つ目はエンジンブローの症状。

オーバーヒートが起き、エンジンが焼き付くことで最終的にエンジンブロー。エンジンブローが起きてしまうと、エンジンは完全に壊れてしまうので走行する事が出来なくなってしまいます

こうなってしまうと、エンジンを交換する以外に方法はなくなります。

交換となった場合、オーバーホール(エンジンをばらして組み替える)になるので最低でも20万~は覚悟が必要。

なので、症状が軽いうちに交換する
事が大切と言えることでしょう。

症状を悪化させないために出来るベストなタイミング(交換時期)

最後は症状を悪化させないために出来ること。もしこれから先、症状を悪化させたくないという方はベストなタイミング(交換時期)で交換するのがおすすめです。

・走行距離で交換する
・使用頻度で交換する

走行距離で交換する

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1つ目は走行距離で交換する事ですね。

車には

・軽自動車
・ガソリン車
・ディーゼル車
・ターボ車

とありますが、車種に関係なく3000km~5000㎞を目安に交換をするといいでしょう。

どうして3000km~5000㎞を目安なの?10000kmで交換とかじゃダメなの?

最もな理由としてはディーラーで推奨されているからだね。

カーディーラーは車の製作や販売をしている車屋さん。どのくらいでオイルが汚れて交換に適しているのかも計算されているので、3000km~5000㎞が最もとされます。

逆に10000kmまで行ってしまうとオイルは真っ黒。しかも硫黄臭いにおい付きという最悪のパターンになってしまいます。

実際に新油と比較してみればわかりますが、汚れ具合が全く異なります。

ちなみに3000km~5000㎞でも汚れはありますが、少し透明度のある色をしています。距離が進むにつれて汚れの度合いも変わってくるので…

出来る限り3000km~5000㎞のうちに交換を心がけましょう。

交換方法については、【10分程で終わる”初心者にも出来るオイル交換の手順と後処理のやり方”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

オイル交換前に知りたい【2つの失敗例】と作業の手順12step″交換後の処理の方法まとめ″
エンジンオイルと言えば、一般的にエンジン内部を循環する上で熱を下げて油温を安定化させたり汚れを取り込むなどの効果を持ちます。ですが効果は永遠でないため、距離が増えるにつれて効果が薄れエンジンを壊す原因にも…それを防ぐためにも今回のやり方を覚えて早めの交換がおすすめです。

使用頻度で交換する

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2つ目は使用頻度で交換する事ですね。

必ずしも3000km~5000㎞でオイルが汚れる訳ではなく、その人の乗り方次第で早くなったり遅くなったりします。

例えば毎日通勤や外出で頻繁に使ったりエンジンに負荷のかかる運転をする方は交換時期が早まります。

逆にほとんど車に乗らない方はオイルが汚れにくくなるので交換時期が延びる場合もあります。そんな方は、オイルレベルゲージから汚れ具合をチェックしてみましょう。

オイルレベルゲージってどれ?

オイルのマークがついた矢印の部品だね。

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基本的にはオイルパンの上にさしてあるもので、
オイルの量や汚れ具合を見る時に使います。

レベルゲージはゲージを抜くことでオイルの汚れ具合を簡単にチェックする事ができます。

点検方法は簡単で、エンジンが止まった状態でゲージを引き抜きます。引き抜いた際に、汚れ具合をチェックして交換するかどうかを決めます。

・オイルが真黒なら交換
・透き通った色なら様子見

というように色を点検して交換する目安にしましょう。

点検のやり方については【オイルレベルゲージの開け方からオイル量を目視で確認する手順まで!】でまとめているので参考にしてみてください。

エンジンを壊さない為にも定期的な交換が大切です

以上、オイル内に含まれる5つの役割と定期的な交換をする理由を紹介させていただきました。

今回の記事を読んでいただくとわかる事ですが、

オイルの役割には

・潤滑作用=オイルの膜をつくりスムーズに作動
・冷却作用=エンジン内で発生する熱を吸収・発散して冷却する働き
・密封作用=ピストンリングとシリンダーのすき間から圧力を逃がさない
・清浄分散作用=エンジン内の汚れや不純物をオイル内に取りこむ
・防錆作用=サビや腐食からエンジンを守る

5つの作用がありそれぞれエンジンを守っています。

交換しないことで起こる事は

・動力損失を起こす
・水温上昇を起こす
・エンジンブローを起こす

結果としてオーバーホールが必要となり
修理代は20万以上かかってしまいます。

・数千円のオイル交換をケチって20万以上の修理代をとるか
・定期的な交換で数千円で費用を抑えるか

あなたが交換するかどうかで大きく変わります!

逆にエンジンオイルを交換する事でエンジン保護に繋がるので、エンジンを壊して高い修理費を払いたくない方は是非定期的に交換する事を心がけましょう!

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